バージニアの事件について。
こんにちは。

最近はなんというか撮影欲に欠けてきまして、猫の写真があまり無い!
小屋の猫は全員(マイナス1)元気でございます(^^)

本日は、ちょっとだけ猫以外の話を。

バージニアで何とも恐ろしい事件がありました。亡くなられた方々には、御冥福を祈る以外ありません。
犯人は韓国籍の米国永住権がある学生だったようで、ニュースではなるべく抑えているものの、どうしても「アジアの学生がやったこと」が強調されているようで、米国に住むアジア人としては、不安が募ります。

この大学に在籍する日本人留学生が「この事件のせいで自分たちの風当たりが厳しくなるのではと不安」とコメントしたのを読みました。
実際に、ニュース掲示板では「だから外国人に門戸を開けるのは反対だったんだ」と、人種問題にも発展しそうな勢いもあります。この大学に通う500人ともいわれてる韓国系の学生は危険を感じて集合し、対策を練っているとか。誰かから出身国を聞かれたら、中国か日本と答えるしかないとも言っています。

州の銃規制法(この州では簡単に銃が買える)や大学の警備なんかも指摘されていたりしてますが、やはり焦点は犯人そのものに当たりそうですね。これから先、彼の人となりや動機、移民と国民との関係も話し合われると思われます。

犯人が書いた文章がネットで公開されていて、私も一部読んでみました。明らかに問題を抱えた男性であり、高校でも大学でも浮いた存在であったようです。こういう人格は人種には関係無く、家庭や社会環境、過去のトラブルに因るものであると思います。実際に犯罪をおこす人種は様々なわけですから。

ただ移民としての観点から見ると。
私自身も、結婚前は「アジアからの学生」でした。ここでは書ききれない程の差別を受けました。ただ存在していただけで、攻撃されたり批判を受けたり。大学のような機関でさえ、それはありました。
色々経験してくると、根性も出来上がっては来るけどそれ以上に防御態勢に入っちゃうんです。なんせ目立つ存在なわけで、何かすれば他のアメリカ人よりも浮き上がっちゃう。100人の白人がしていることを1人のアジア人がすれば、アジア人の方に目が行くんですね。

だから、なるべく良い人間でいるように勤めています。悪いイメージを他人に与えないようにしないと、自分だけではなく日本や他のアジア諸国にまで迷惑をかけちゃうからです。

この事件はどう見ても犯人が悪いし、殺された学生さんたちやご家族の事を考えるだけで胸が痛みます。それと同時に、この大学のアジア人学生の不安も痛い程わかるんです。人種問題がからむと、犯人個人の問題では済まされなくなりますから。

これから先、人々の目が偏見で歪まない事を祈っています。不安に思っているアジア人達も大学生や社会人ならある程度の心構えもあるでしょうが、まだ小さな子供達が傷つけられるのは特に避ける事が出来るように。人種差別は簡単な解決法であり、怒りの鉾先にはもってこいの場所ですから、そういう安易な方法を選ぶ人達から傷つけられないように。

そして、亡くなられた学生さんたちの御冥福を祈ります。命の尊さは言うまでもありませんが、特に多くの若い命が失われて、今この国では悲しみで一杯です。どうかこれ以上、無駄に命を奪われる事が無いようにと願うばかりです。
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by nekojita6 | 2007-04-18 14:39 | 番外
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