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今日は馬。
こんにちは。

幽閉されたスポット君、特にトラウマも無く、元気にしております。
相変わらずベタベタ甘え度は全開です(^^)

あふぉ夫も、彼に謝罪したようです。
もうヘマはするなよっ!

何はともあれ、無事で良かった。
御心配、ありがとうございました。

何でいつも心配ばかりかけてしまうのでしょう?!

スミマセン。。。。

ところで。
今回も、心配かけるようなお話でございます(写真は無しです)。


前回、おかあさんが私の腹の音を威嚇したという話をさせていただきましたが、母というのは強いですね。
子供があまり好きではない猫の「おかあさん」ではありますが、子供を守るというのはやはり本能なのでしょう。

今回、猫ではなく馬なのですが(^^;
長い話になりますので、ご勘弁下さいませ。


私が乗馬を習っている馬場で働いていたNちゃんという大学出たての女の子がおります。
彼女はオス馬(去勢済み)をKさんの馬屋を間借りして住まわせており、馬場にメス馬とその2ヶ月の赤ちゃんを場所を借りて飼育していました(3頭馬をお持ちということです)。

最近になり、Nちゃんは新しい仕事を見付け、馬場から退去する事になりました。
おかあさん馬と赤ちゃん馬は、Kさんの馬屋に居候する事になったのです。

(Kさん、これで馬が4頭いる事になりました)

昨日、Kさんより猫母に電話あり。
「Nちゃんが馬場から自宅まで馬を移動するんだけど、私達は忙しくて無理。手伝いに来て」

暇な私は、ほいほいと出かけて行きました。

馬場からK宅までは約1キロ。私が数ヵ月、馬を引いて往復している道のりです。
ど〜ってことないさっ!とタカをくくり、引き受けました。

Nちゃんと馬場に到着し、おあかさんと可愛い2ヶ月の子馬ちゃんを縄でくくりつけます。親子はべったりなので、おかあさんさえ誘導できれば、子馬はくっついてくるだけ、という手段です。

でもNちゃん、
「これって、自殺行為なんだけどね」

たかだか1キロ馬連れて歩くだけだぞ?
私は車を気を付けて、馬を叱りながら歩くだけで良いもんだと思ってました。

しか〜〜〜〜し!

おかあさん馬、牛が恐いんです(^^;
K宅までの道のりには、牛数頭、馬数頭、山羊数頭両側に飼育されておりまして、交通量は30秒に1台程度、約時速50キロ制限の通りです。

200メートル程歩いた時でしょうか。
右側に牛、左側に馬がおり、おかあさん馬は興奮しはじめました。
左側の馬は、メス馬と見れば駆け寄って騒ぎ立てるまるで王子様専用みたいな白馬くんです。

白馬君が私達から10メートル位まで近付いて来て、おかあさんの興奮度MAX!
(白馬君と私達の間には、柵と溝がありました)

大人しかった子馬ちゃんまで暴れるおかあさん馬に繋がっている為、2頭が道路端でぴょんぴょん始めます。

Nちゃん、こりゃいかんと察し、「繋がっているロープ解いて、親子離そう。」

私とNちゃんは、暴れる馬たちを叱りながら、ロープをほどこうとしている、その時。

足が滑ったのか、馬に押されたのか、記憶にございません。
私が覚えているのは、足が道端の溝にはまり、倒れてしまった事だけです。
そして、目の前をデブちんなおかあさん馬が私に覆いかぶさるようにやってきて、

「踏まれる〜〜〜〜っ」
と思った事だけ。

私は異常な程幸運の持ち主なのかもしれません。
子馬がくくりつけられて、足場(ぬかるみ深さ1メートル位?)の悪い場所で、目の前で倒れている人間を踏む事もなく、おあかさん馬は私を上手に避けてくれたんです(助かった!)

腹から下を泥だらけでびちょびちょになりながら、起き上がった私が見た物は、子馬連れて母馬が必死で逆方向へ逃げている姿(涙)

Nちゃんと2人で追いかけると、親子は例の白馬君の馬屋に向かって道路を曲がりました。

御夫婦らしき人達が外で仕事をしており、目をまんまるにして、私達を見てました(^^;
柵が壊れたのでお詫びをし、ご主人は白馬君の悪い癖をご存知のようで、白馬君は馬屋に連れ戻され、とりあえず左側は危険物(おかあさんの恐がる物)無し。

その後、私が赤ちゃん馬、Nちゃんがおかあさん馬を引き、何とか無事にK宅の馬屋までたどり着きました(ほっ)。

恐ろしくばっちぃ人間と化した私メは、K宅で体を洗い、自宅に戻り、夕方からは、乗馬のレッスンを受けている、元気なオバサンです。

馬場では先生夫妻とKさんの奥さんがその出来事を話していて、

「猫母をいかにして生かしておくか」が焦点となっておりました(涙)
私の足に出来た無数の痣と怪我を見て、溜息をつく一同。。。

2週続けての馬の暴走、落馬、今回のもうすこしで踏まれそう事件で、

「この日本人は、死にそうな目に遭いやすい」

と判断されたようです(^^;
(といいながら、私は障害馬術(ジャンプ)の練習をこの日から始めました。
うふふふ。)

猫母の家族のみなさん、保険金を掛けるのなら今のうちですよ!!


。。。。。
今回の教訓:
動物が子供と一緒の時は気を付けろ、と言いますが、興奮しやすくなっていますので本当に気を付けましょう。死にます。。


あ、ちなみに。
おかあさん猫の6匹の仔猫ちゃんたち、すくすくと育っておりまして、なんと!
目が開きました!!

目が開くと可愛さ100万倍です(涎)。
写真、写真。撮ってきますね〜〜〜〜!



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by nekojita6 | 2006-09-10 11:49 | 猫母(管理人)
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